ホームページのユーザビリティ・チェックリスト(案)
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全般
- ○いろいろな環境でいろいろなユーザーが見ていることに配慮する
- ○新技術を使いすぎない
ページの全体構成
- △1階層のページ数は最大6〜8とし、この範囲内でできるだけ階層数は少なくする(最大5階層)
- ○頻繁に使われる画面は、階層構造の中の上位に位置させる
- ○意味的に関連が深いページがまとまりを作っているようなページ構成とする
- ○ページ構成の中でできるだけ上位のページに、多くの内容を書く
- ○コンテンツが多く1ウインドウにおさまりきらない場合、
- コンテンツ間で内容的に連続性がない場合は、別ページの構成とし、リンクを結ぶ
- コンテンツ間で内容的に連続性がある場合は、1ページを長くしてスクロールさせる
- ○ホームページにも内容があるようにする(「挨拶だけ」にしない)
- ○ホームページで、このWebに何が書かれているかの全体像を正しく把握できるようにする
ページのレイアウト等
- △1ページの転送時間は、30秒(データ量として80Kbyte)以内を目安として考える
- ○転送時間が長くかかる場合は、サイズ等を明記して利用者に転送時間の目安を与える
- ○ページごとに大きくレイアウトが異なることがないようにする
- ○画面上部に、そのページの内容についてのインデックス情報を記載する
- △日本語の場合、横は20〜35文字程度とし、5行を目安として意味的なまとまり毎に空白行を挿入す
- ○類似した項目はくっつけたり、同じ書体や文字色で提示する
- ○文字の種類(サイズ、大きさ等)は、必要最小限にとどめる(最大3種類程度まで)
- ○ユーザーに選択を求める場合など、重要な情報はできるだけ画面の中央におく
- ○ユーザーができるだけ視線や身体を動かさなくても済むように、表示を配置する
- ○選択される確率の高い項目は、選択肢群の中でできるだけ画面の上側・左側に置く。ただし項目間に固有の順序がある場合は、その本来の順序を優先する。
- ○文章技法を守る
ナビゲーション
- ○1ページの長さは、できるだけウインドウの長さを超えないようにする。1ページが複数ウインドにわたる場合は、コンテンツの区切りごとに他のコンテンツへも飛べるようにする。
- ○各ページの終わり、及び1ページが複数ウインドウにわたる場合は、コンテンツの区切りごとにペジの最初に戻るためのナビゲーションをつける
- ○ページの終わり、及び1ページが複数ウインドウにわたる場合はページの最初にも、1つ上の階層ページ及びホームページに戻るためのナビゲーションをつける
- ○リンクの表示は、具体的にそのリンク先がどういう内容のものかわかるように記述する
- ○リンク選択部分(アンダーラインや色が違って見える場所)は、不必要に長くならないようにする
- ○「一つ上に戻る」「次へ」「ここ」という相対的なリンク先の記述は避け、絶対表示とする
- ○他のサイトのページにリンクする時は、リンク先が他のサイトであることを明示し、利用者がリンクをたどるかどうか判断できるようにする
- ○テキストで選択肢が並置されている時は、その区切りを明示する
操作
- ○ページごとに選択肢の表示方法が違わないなど、一連のシステム操作に統一性を持たせる
- ○操作が必要な場合は、明示的に表現する
- △操作にあたっては直接の操作を示す用語よりは、やや概念的な用語を用いる
CGI等
- ○ユーザーの操作(例えば送信)により、システムにどのような変化が起こるか明確にする
- ○ユーザーの操作がシステムに大きな変化を引き起こす場合(例えば送信)は、冗長操作とする
- ○システムがユーザーから要求された事項を処理し終えたら、処理がうまくいったかユーザーがわかような情報を提示する
- △「はい」「いいえ」を選択する場合などでは、画面左側に安全側(間違ってそれを選択しても重大結果にはならない)の選択肢が来るようにする
グラフィックス
- △グラフィックスの使用には批判的な立場を取り、どうしても使わなければいけない場合のみ使う
- ○容量の大きなグラフィクスの使用は限定する
- ○1つの大きなグラフィックスを用いるよりも、複数の小さなグラフィックスを用いる
- ○大きなグラフィックスにリンクするときは、事前にユーザーに警告する
- ○配色技法を守る
- ○アイコンには、具体的な意味もラベルとして文字で付属させる
- ○クリッカブルマップでは、クリックできる領域がわかるようにする
(注)△は今後の検証が必要な項目
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nhajime@a2.mbn.or.jp